日本認知言語学会第13回全国大会のプログラム


 日時: 2012年9月8日(土)~9日(日)
 場所: 大東文化大学(板橋キャンパス) *会場へのアクセスはこちらをご覧下さい。
 会場: キャンパスマップ(構内経路図)はこちらをご覧下さい。教室配置図は『予稿集』に掲載されます。

 *プログラムの一覧表(PDF形式)をこちらからダウンロードできます。

  9月8日(土)
    9:30     受付開始
   10:00~12:20 ワークショップ(3号館)
   13:10~13:20 会長挨拶(1号館0301)
   13:20~13:30 開催校挨拶(1号館0301)
   13:30~15:30 特別講演(1号館0301)
   15:50~17:35 研究発表(3号館)
   18:10~20:10 懇親会(グリーン・スポット)

  9月9日(日)
    9:30~12:35 研究発表(3号館)
   12:50~13:50 ポスターセッション(3号館)
   14:05~14:15 総会(1号館0301)
   14:15~16:55 シンポジウム(1号館0301)
   16:55~17:00 閉会挨拶(1号館0301)

   *書籍展示は、両日とも3号館0109・0110です。

........................................................................

9月8日(土)

   9:30~   受付(3号館0112にて)
  10:00-12:20 ワークショップ(4室同時進行)

 第1室(3号館0101)
 「場の言語学とは何か」 → 概要(PDF)
 ○岡 智之(東京学芸大学)
  大塚正之(早稲田大学)
  河野秀樹(目白大学)
  井出祥子(日本女子大学)
  櫻井千佳子(武蔵野大学)

 第2室(3号館0103/04)概要
 「「見立て」から考える日本語と日本文化の相同性―比喩との相違を視野に入れて―」 → 概要(PDF)
 ○池上嘉彦(昭和女子大学)
  守屋三千代(創価大学)
  百留康晴(島根大学)
  百留恵美子(台湾国立高雄第一科技大學)

 第3室(3号館0111)概要
 「身体経験に基づいた文法研究の可能性」 → 概要(PDF)
 ○町田 章(広島大学)
  大谷直輝(埼玉大学)
  田村幸誠(滋賀大学)
  濱田英人(札幌大学)

 第4室(3号館0114)
 「認知言語学とメタファー研究の産業的応用―事例から見るその潜在力と展望―」 → 概要(PDF)
 ○鍋島弘治朗(関西大学)
  水口洋二(サントリー)
  望月理香(NTTサイバーソリューション研究所)
  <司会>荒川洋平(東京外国語大学)

  13:10-13:20 会長挨拶(1号館0301)  山梨正明(京都大学)

  13:20-13:30 開催校挨拶(1号館0301) 太田政男(大東文化大学学長)

  13:30-15:30 特別講演(1号館0301)
    講 師  Professor Gilles Fauconnier (カリフォルニア大学サンディエゴ校)
    演 題  "Mysteries of meaning construction"
    司 会  鍋島弘治朗(関西大学)

  15:50-17:35 研究発表(5室同時進行)
    第1発表 15:50-16:25 (発表25分,質疑応答10分・移動時間含む)
    第2発表 16:25-17:00 (         〃        )
    第3発表 17:00-17:35 (         〃        )

第1室(3号館0101) 
【司会:木下りか(大手前大学)】
①葉秉杰(東北大学[院])
「[[X]動詞連用形]複合語の意味用法に関する一考察-付加詞複合語と解釈される例を中心に-」
②許臨揚(名古屋大学[院])
「複合動詞「~抜く」の意味と用法-認知言語学の意味関連の観点から-」
③朴龍徳(大東文化大学[院])
「複合動詞「Vかかる」の意味拡張 -〈起点―経路―到達点〉スキーマにおける「移動」の視点から-」

第2室(3号館0103/04) 
【司会:上原聡(東北大学)】
①高島彬(札幌大学[院])
「Vテイルの叙法論的分析」
②長谷部亜子(愛知学院大学[院])
「多義語ウエの意味の分析-空間名詞・形式名詞・複合辞としてのウエ-」
③田口慎也(京都大学[院])
「粒度(granularity)変化と関わる日本語時間表現の認知的考察-「頃」の分析を中心に-」

第3室(3号館0106/07)
【司会:眞田敬介(札幌学院大学)】
①小笠原清香(立教大学[院])
「英語副詞の通時的意味変化に見られる放射状パターンとその認知的制約」
②平沢慎也(東京大学[院])
「英語前置詞byの意味ネットワークにおける〈差分〉用法について」
③大谷直輝(埼玉大学)
「語彙の多義性を再考する: 前置詞の意味と機能の連続性を中心に」

第4室(3号館0111) 
【司会:谷口一美(京都大学)】
①中尾朋子(大阪大学[院])
「英語の移動使役構文における意味制約再考-動詞の多義性とサブ構文」
②伊藤彰規(神戸大学[院])
「移動表現の類型論の拡張: 着衣動詞の類型論」
③森下裕三(神戸大学[院])
「コーパス頻度に基づく英語の副動詞使役移動構文に関する分析」

第5室(3号館0114) 
【司会:松本曜(神戸大学)】
①CHEN Chiung-Hao(National Taiwan University[院])
“Constructions of Emotion in Taiwan Southern Min”
②WANG Chun-Chieh (National Taiwan University[院])
“Relation of Language to Cognition : Evaluative Construction in Taiwan Mandarin”
③篠原和子(東京農工大学)・川原繁人(Rutgers University)
“The sound symbolic nature of Japanese maid names”


18:10-20:10 懇親会(グリーン・スポット)
 参加費は一般・学生とも3,000円です。


9月9日(日)


  9:30-12:35 研究発表(5室同時進行)
    第4発表  9:30-10:05 (発表25分・質疑応答10分、移動時間含む)
    第5発表 10:05-10:40 (        〃         )
    休憩10分
    第6発表 10:50-11:25 (発表25分・質疑応答10分、移動時間含む)
    第7発表 11:25-12:00 (        〃         )
    第8発表 12:00-12:35 (        〃         )

第1室(3号館0101) 
【司会:阿部宏(東北大学)】
④川上夏林(京都大学[院])
「談話的観点による与格構文の一考察-フランス語の部分の与格構文の出現条件をめぐって-」
⑤治山純子(東京農工大学[非常勤])
「フランス語のメタファー表現の形式的制約-対義語ペアの種類別分析を通して-」

【司会:村尾治彦(熊本県立大学)】
⑥楊明(フリー)
「中国語の結果構文にみられる主体化」
⑦森藤庄平(愛知県立大学[非常勤])
「結果構文の特殊例について―He pushed open the doorを中心に―」
⑧浅井良策(大阪大学[院])
「英語結果構文における再帰代名詞の生起条件に関する一考察」

第2室(3号館0103/04) 
【司会:李澤熊(名古屋大学)】
④安在珉(京都大学[院])
「固定を表す他動詞の空間的特徴に関する考察-日本語「はめる」と韓国語「KKIUDA」の比較を中心に-」
⑤ソン・ミンジョン(東京大学[院])
「Verb-Framed Languageから見た日本語・韓国語の複合動詞の違い」

【司会:宇野良子(東京農工大学)】
⑥史春花(神戸大学[院])
「コンストラクション形態論から見た日本語の促音便複合動詞」
⑦中嶌浩貴(神戸大学[院])
「英語名詞由来動詞に関するフレーム意味論的考察」
⑧濱野寛子(京都教育大学[非常勤])
「身体的経験からみた助数詞の使用の認知言語学的考察」

第3室(3号館0106/07)
【司会:鈴木智美(東京外国語大学)】
④滝理江(名古屋大学[院])
「ガマンスルとタエルの類義語分析-力動性の観点から-」
⑤閔ソラ(名古屋大学[院])
「「おかしい」と「変」の類義語分析-「評価性」と「判断基準の活性化の度合い」に注目して」

【司会:加藤重広(北海道大学)】
⑥梶川克哉(名古屋SKY日本語学校)
「「XはYでありながらZ」で示す主体属性との非親和性」
⑦高橋暦(名古屋大学[院])
「非有生名詞主語の「見る」構文:「場-参与者」概念を援用して」
⑧夏海燕(神戸大学[院])
「なぜ罪を着たり着せたりできるのか-他動詞と二重他動詞ペアの意味拡張をめぐって」

第4室(3号館0111) 
【司会:三宅登之(東京外国語大学)】
④王安(関西学院大学)
「中国語の感情形容詞述語文“他很高?”は何を表しているのか-表出性指標に基づく感情形容詞機能の判別方法の提案-」
⑤黒田弘美(南山大学[院])
「日・中における被害・迷惑にかかわる受身と放任・許容の使役の接近性について-認知類型論的立場からの分析-」

【司会:坪井栄治郎(東京大学)】
⑥「神澤克徳(京都大学[院])
「認知文法のカテゴリー化のメカニズムから捉える連体修飾構文」
⑦伊藤薫(京都大学[院])
「Opposed termsを基にしたオクシモロンの分類」
⑧野呂健一(高田短期大学)
「カテゴリー想起構文としての「Aか何か」」

第5室(3号館0114) 
【司会:和田尚明(筑波大学)】
④中村文紀(慶應義塾大学[院])
“A corpus-based approach to competitions between synonymic expressions: with special reference to English copulative perception verbs”
⑤豊田純一(University of Belgrade)
“Language, culture and cognition: death-related worldview and organisation of tense”

【司会:本多啓(神戸市外国語大学)】
⑥田中優美子(昭和女子大学[院])
「日本語話者が好む公共広告の表現-日英<事態把握>の観点から-」
⑦平田未季(北海道大学[院])
「距離から共同注意へ-「聞き手の注意」を用いた「中距離指示」のソ系の再分析-」
⑧坂本真樹(電気通信大学)・渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所・東京工業大学大学院)
「手触りの質を表すオノマトペの有効性-感性語との比較を通して」

  12:50-13:50 ポスターセッション(15件同時進行)

ポスターセッション1室(3号館0210)
①友次克子(静岡理工科大学)
「否定的な意味を表す使役動詞補文での前置詞fromの変異」
②浜田啓志(慶應義塾大学[院])
「否定と接辞化にまつわる類義性:動詞由来のun- 形容詞とdis- 形容詞の競合」
③井口智彰(広島大学[院])
「「have a V 構文」における構文の創造的拡張」
④平岩加寿子(愛知県立大学[院])
「程度と頻度と感情と -副詞・前置詞・接続詞・間投詞の接点-」
⑤林智昭(京都大学[院])
「文法化した動詞派生前置詞の認知的基盤-「身体性」の観点から-」

ポスターセッション2室(3号館0211)
⑥田所優花(立教大学[院])
「事態把握と主体の関係性に関する一考察-辞書における知覚語彙の日英比較を通して-」
⑦久保圭(京都大学[院])
「「似て非なる」をあらわす否定接頭辞に関する日英対照研究」
⑧陳帥(名古屋大学[院])
「類義語「あっさり」「さっぱり」の相違について」
⑨李英蘭(東京大学[院])
「韓国語の「-n kes-ita」文の多義性について-「主題-解説」構造の観点から-」
⑩川畠嘉美(石川工業高等専門学校/金沢大学[院])
「動詞「持つ」の自/他動性と認知変化」

ポスターセッション3室(3号館0212)
⑪今井隆夫(愛知みずほ大学)
「知覚構文の教え方を認知言語学を参照して整理する」
⑫中川右也(米子工業高等専門学校)
「イメージ・スキーマに基づく句動詞指導の実践例」
⑬杉本巧(広島国際大学)
「ことわざの変形に関する認知言語学的考察」
⑭斎藤幹樹(早稲田大学[学部])
「言語外の意味の理解プロセス -知覚情報を含む要素統合モデル-」
⑮松井一美(立命館アジア太平洋大学)・ヴォロビヨワ・ガリーナ(キルギス民族大学)
「日本語「ラレル」文とロシア語再帰動詞文が表す意味の共通性に関する一考察」

  14:05-14:15 総会 (1号館0301)

  14:15-16:55 シンポジウム
 (1号館0301)
 テーマ「意味の獲得・変容・喪失:認知言語学と関連分野との対話」
 司会・講師:辻 幸夫先生(慶應義塾大学)
    講師:今井むつみ先生(慶應義塾大学)
       大槻美佳先生(北海道大学)
       堀江 薫先生(名古屋大学)



全国大会の参加費について

会員(一般・学生共通)

非会員(一般)

非会員(学生)

  参加費

無料

4000

2000

  予稿集

1000

1000

1000

   計

1000

5000

3000

会員の方の参加費は年会費に含まれますので、会費と別に参加費をご納入いただく必要はありません。非会員の方で、参加を希望される方は、上記の参加費(4,000円または2,000円)を下記にお振り込み下さい。その際、氏名、一般・学生の別を備考欄にお書き下さい。

   【会費・参加費用の郵便口座】
    口座名称:日本認知言語学会
    口座番号:00990-0-175250

なお、予稿集については会場受付での現金販売と致します(会員/非会員とも1,000円)。


研究発表およびワークショップに登壇される方へ

 研究発表およびワークショップにおいて、パワーポイント等のプログラムを使用して発表される予定の方は、こちらのファイル(2012.8.30版)を必ず事前にご一読下さい。開催校による会場の最終テストの結果、条件によっては動画の再生にトラブルが起こる可能性があることが判明しました。発表に動画を使用される方は、パワーポイント等に埋め込まれたものだけではなく、動画単体のファイルをお持ちいただくとともに、ファイルの記載に従って、接続テストを9月4日までにお申し込みください。
 また、パワーポイント等のプログラムを使用して発表される場合、機器トラブルに備え予稿集のみを用いた発表にも対応できるよう準備いただければ幸いです。併せて、「全国大会での登壇者の方」のページもご覧下さい。


大会期間中の昼食について

 大会1日目(9月8日)は、懇親会会場である「グリーンスポット」が11時から13時ごろまで開店しますので、是非ご利用下さい。
 また、会場周辺のランチマップ(PDF)をこちらからご覧いただけます。


大学バスについて(大会1日目の臨時バスを含む)

 大会1日目と前日(セミナーの日)は大学のスクールバスが無料で利用できます。ダイヤはこちら(金曜日用)およびこちら(土曜日用)ご覧ください。土曜日は懇親会後に、臨時バス2本(20:15発 と 20:35発)が増便されます。表の中で「高」とあるのは、付属高校の生徒優先のバス便です。スクールバスをご利用にならない場合は、国際興業バスやタクシーが走っていますので、そちらを利用することも可能です。
 大会2日目(日曜日)は、大学のスクールバスは運行しません。東武練馬駅から会場にいらっしゃる場合は、国際興業バスかタクシーあるいは徒歩(約25分)となります。国際興業バスをご利用になる場合、「東武練馬」バス停から「浮間舟渡駅行き」に乗車し、「高島六の橋」で下車してください。ただ、日曜日の午前と午後で「東武練馬」のバス乗り場の位置が異なります。日曜日の午前はイオン・ショッピングセンターの南側で、日曜日の午後(12:00発-18:24発)は、イオン1階のみずほ銀行前(道路を挟んだ向かい)に移動します。乗車すべきバスの行き先は、午前も午後も同じく「浮間舟渡駅行」で、下車すべきバス停は「高島六の橋」です。


2012年度認知言語学セミナー

 題 目: 認知言語学と日英語対照研究─ことばからこころと文化に迫る─
 日 時: 2012年9月7日(金) 受付は会場内で12時半から
 場 所: 大東文化大学・板橋キャンパス 1号館0101教室
 講 師: 廣瀬幸生先生(筑波大学)
 内 容: 本セミナーでは、認知言語学的観点に立つ日英語対照研究の具体例を示し、それを通して、ことばからこころと文化に迫る方法について考えます。
      特に、言語はその話し手の思考や経験のありように影響を与えるとする言語相対論的考え方と、人間に共通の基本的な認知のあり方が言語に反映
      されるとする認知論的考え方がどのように折り合うかという点に重きを置きます。認知言語学研究を志す学部生・大学院生だけでなく、広くことば
      と人間や、ことばと文化の関係に関心のある方も対象とします。
 時間割: 12:30    受付開始
      13:00-14:30 第1講義(語の意味の対照研究)
      14:30-14:45 休憩
      14:45-16:15 第2講義(言語における主体性の対照研究)
      16:15-16:30 休憩
      16:30-17:00 質疑応答
 講義概要(印刷用はこちらです)
      第1講義「語の意味の対照研究」では、言語文化論として有名な鈴木孝夫著『ことばと文化』における「水」とwaterをめぐる相対論的議論を
      認知論的観点から再考し、それを出発点として、言語間で概念体系は異なっても、そこに一般的な概念化能力の特性が反映されているということを
      多くの例をもとに見ていきます。
      第2講義「言語における主体性の対照研究」では、ことばによる自己表現としての「主体性」を取り上げ、日英語の対照研究を通して、
      いわゆる日本人論・日本文化論を再考し、それによって、伝統的日本人論で主張される集団性の論理の背後に、実は、英語などの西洋語以上に
      強い個の意識に根ざした体系があるということを見ていきます。
 参加費: 一般2,000円、学生1,000円
 申し込み方法:上記参加費を8月31日(金)までに下記の口座に郵便振替にて送付下さい。通信欄は「2012セミナー参加費」と明記し、
       「一般/学生」の別のほか、ご所属とメールアドレスを楷書でご記入ください。(下記の口座は、年会費の振込先とは異なります)

        【セミナー専用の郵便口座】
         加入者名: 日本認知言語学会セミナー
         口座番号: 00100-4-353389


第13回全国大会の掲示用ポスター

 第13回全国大会の掲示用のポスターをここからPDFでダウンロードできます。ご協力くださる方は、プリンターで印字し、可能な場所に掲示していただければ幸いです。


第13回全国大会における保育コーナーの開設について

 日本認知言語学会では、第13回全国大会(大東文化大学)会場内に「保育コーナー」を設置します。保育コーナーの利用を希望される方は、
こちら(PDF)をご覧の上、8月20日までに事務局(jcla@kokokoi.com)までお申し込み下さい。



第13回大会の研究発表・ワークショップ公募について
 第13回全国大会の研究発表およびワークショップの公募日程は下記の通りです。

   発表申し込み期間   2012年4月18日~5月18日
   採否通知       2012年6月中旬
   予稿集原稿締切    2012年7月31日(締切厳守。ただし、普通郵便で送る場合は8月1日までに到着した分まで
                      受け付けます)
   論文集原稿締切    2013年2月28日

研究発表の時間は35分(発表25分、質疑応答10分)で、昨年度までと比べて質疑応答の時間が5分短くなりました。ワークショップの枠は2時間半から3時間程度の予定です。発表を希望される方は、研究発表・ワークショップの発表要旨を以下の要領で作成の上、ご応募下さい。言語学プロパーの研究のみならず、認知言語学に関わる様々な隣接分野の研究についても歓迎します。必要に応じて、関連分野の専門の方に査読を委託することを含めて対応しますので、ふるってご応募ください。なお、ポスターセッションについては、おって公表します。

1.応募資格
  学会員であること。ただし、応募の時点までに入会手続きをとれば応募は可能です。
  ワークショップの場合は、代表者が会員であれば応募可能です。

2.提出方法【電子メールの場合】
  応募者は、原則として電子メールにて発表内容の要旨を担当者に送信して下さい。

 [A] 電子メールの本文に、「発表タイトル」「登壇者全員の氏名と所属(ファーストオーサーに○印)」
    「登壇者(ファーストオーサーのみ)の連絡先(住所・電話・メールアドレス)」をテキスト形式で書く。
    発表の「要旨」は本文には書かず貼付ファイルとする。電子メールの件名(subject)は、「研究発表申し込み」
    または「ワークショップ申し込み」としてください。
 [B] 発表の「要旨」は、A4判で作成し、発表の「タイトル」「本文」「主要参考文献」の順に書く。
    分量は、研究発表およびワークショップいずれも、日本語の場合は2,000字、英語の場合は800語以内とする。
    この字数(語数)に参考文献は含まない。[B]の書類をPDFファイルにして貼付する。
    [B]には、氏名や、応募者が特定されるような情報を記載しない。

3.英語による発表について
  第13回大会では、発表会場での口頭発表(質疑応答を含む)にさいして、英語のみを使用言語とし、ハンドアウトと論文集にも英語を使う形での発表を大会実行委員会として推奨します。この形での発表を希望される方は、申し込み時に「英語による発表」とお書き添え下さい。

4.提出方法【普通郵便の場合】
  電子メールを使われない方は、電子メールの場合に準じて、次の2種類の書類を作成し、封書で郵送して下さい。
  [A]は1部、[B]は4部を送って下さい。
  このほか、表面に住所と氏名を書いた返信用(受理通知用)の官製ハガキを1枚同封して下さい。

 [A] A4判の紙1枚に、「研究発表申し込み」または「ワークショップ申し込み」と表題を付け、
    続いて「発表タイトル」「登壇者全員の氏名と所属(ファーストオーサーに○印)」
    「登壇者(ファーストオーサーのみ)の連絡先(住所・電話・メールアドレス)」を書く。
 [B] A4判の紙に「要旨」を作成し、発表の「タイトル」「本文」「主要参考文献」の順に書く。
    分量は、研究発表およびワークショップいずれも、日本語の場合は2,000字、
    英語の場合は800語以内とする。この字数(語数)に参考文献は含まない。
    [B]には、氏名のほか、応募者が特定されるような情報は記載しない。

 採択された場合、応募申し込みのときの要旨(abstract)または予稿集の原稿を大会前にHPで事前公開する予定です。
 応募される方は、あらかじめご承知おきください。

5.注意
  一度受理された申し込みは、発表のタイトルや登壇者等の変更はできません。要旨を差し替えることもできません。研究発表およびワークショップで発表された内容は、翌年発行の『日本認知言語学会論文集』に掲載されますが、その論文集に英語で執筆する場合は、申し込みのときの[B]の書類を英語で作成することが必要です。

6.提出先
  電子メールの場合は、dkboh147[AT]kyoto.zaq.ne.jp へ送ってください。普通郵便で送る場合の送り先は下記です。

    〒612-8522
     京都市伏見区深草藤森町1番地
     京都教育大学教育学部英文学科
     児玉一宏
     日本認知言語学会(応募受付担当)

 適切に受理されたものは、担当者から電子メールまたは普通郵便で連絡があります。
「応募要旨受理」の返信は迅速にいたします。1週間を過ぎても返信メール・返信ハガキが届かない場合にかぎり、お問い合わせいただくように願います。
 応募受付担当者および事務局は選考には関与しておらず、採否に関する質問も受けかねますのでご了解下さい。

7.提出期間
  電子メールおよび通常郵便いずれも、2012年4月18日~5月18日(最終日までに必着厳守)。

8.結果通知
  査読委員会にて厳正に選考の上、応募者に対して6月中旬を目処に電子メールまたは普通郵便にて合否を連絡しますが、多少、通知が遅れる場合もあります。合格になった方は、期限までに『予稿集』に掲載する原稿をご提出いただきますので、あらかじめご承知おき下さい。なお、プログラム編成は、全国大会実行委員会に一任いただくこととし、個別のご要望にはお応えできませんので、ご了承下さい。


日本認知言語学会全国大会の応募に関するお知らせ


(1)応募資格について
 会費が3年連続未納で督促しても納入のない場合は、名簿から削除することになりました。その場合、研究発表の申し込みはできません。確認が必要な方は事務局(庶務)までお問い合わせ下さい。会費納入が確認され次第、名簿に再掲載され、応募することが可能になります。また、研究発表ではファーストオーサー、ワークショップでは代表者が会員であれば、他の発表者は会員である必要はありません(非会員がワークショップに登壇する場合、参加費の納入が必要になります)。

(2)申し込み件数の上限について
 研究発表等の応募において、1人が多くの発表に加わることはプログラムの編成に不都合を生じさせることがあるため、理事会での協議の結果、第7回全国大会から申し込み件数に、制限を設けることになりました。

   ① 応募できるプログラムは「研究発表」「ワークショップ」のうち、1人最大2件までとする。
     複数のプログラムに応募する場合は「研究発表2件」または「研究発表1件とワークショップ1件」の
     いずれかとする。
   ② ただし、「研究発表のファーストオーサー」または「ワークショップの代表者」になれるのは、
     そのうち1件のみとする。
   ③「ポスターセッション」については、応募期間が「研究発表」および「ワークショップ」の採否結果通知後で
     あるため、次のような扱いとなる。

     ・「研究発表2件」または「研究発表1件とワークショップ1件」が採択されている場合は、
      「ポスターセッション」には応募できない。
     ・「研究発表のファーストオーサー」または「ワークショップの代表者」としてどちらかが採択されている
       場合、「ポスターセッションのファーストオーサー」としては応募できない。「ファーストオーサー」
       以外であれば1件のみ応募できる。
     ・「研究発表のファーストオーサー以外」または「ワークショップの代表者以外」としてどちらかが採択されて
       いる場合、「ポスターセッション」に1件のみ応募できる。「ファーストオーサー」であっても可。

単独の研究発表では自動的にファーストオーサーとなります。また、ワークショップで、代表者(司会者)が発表者を兼ねることは差し支えありません。また、ワークショップへのディスカッサント(研究発表をしないコメンテーター)としての登壇も1人1件のみといたします。なお、シンポジウムへの登壇は、公募ではないことから別枠扱いとします。この条件を越えて申し込みがあった場合は、申し込みが無効になりますので、十分にご注意下さい。

(3)タイトルと登壇者の確定について
 研究発表もワークショップも、予稿集や論文集に掲載される原稿では、発表申し込みのときとタイトルや発表者を変更することはできません。そのような変更が起きないよう事前に十分ご確認ください。

(4)所属の表示について
 所属の表示について、教員の方の中には大学院重点化等により所属が「大学院」になっている方もおられますので、次の表記によって大学院生と区別することにします。

  ・一般会員で大学院に教職員として所属している場合......................○○大学大学院
  ・一般会員で学部やセンター等に教職員として所属している場合............○○大学
  ・一般会員で所属のない方..............................................フリー
  ・学生会員で大学院に学生(研究生等を含む)として所属している場合........○○大学[院]
  ・学生会員で学部に学生(研究生等を含む)として所属している場合..........○○大学[学部]


第13回全国大会におけるポスターセッションの募集について

 ポスターセッションは、学会会場内にポスターセッション用に設けたスペースにポスターを掲示し、来場者の質問に答える形で
研究内容を発表するものです。第13回全国大会でのポスターセッションは、大会2日目(9月9日)の昼休みに催されます。
質疑応答時間は12時~14時の間の60分程度を予定しています。
 ポスターセッションの公募と選考は、研究発表、ワークショップとは別枠で行われるので、それらとは独立に応募することができますが、
「研究発表」および「ワークショップ」に採択され、かつ、「ポスターセッション」に応募する場合は、以下の点に注意してください。

【応募に関する注意事項】
 a.「研究発表2件」または「研究発表1件とワークショップ1件」が採択されている場合は、
   「ポスターセッション」には応募できません。
 b.「研究発表のファーストオーサー」または「ワークショップの代表者」としてどちらかが採択されている場合、
  「ポスターセッションのファーストオーサー」としては応募できません。「ファーストオーサー」以外であれば1件のみ応募できます。
 c.「研究発表のファーストオーサー以外」または「ワークショップの代表者以外」としてどちらかが採択されている場合、
  「ポスターセッション」には1件のみ応募できます(「ファーストオーサー」でも可)。

 発表を希望される方はこちらの応募要領(PDF)に従って、2012年7月1日(日)~7月11日(水)の間に電子メールでお申し込み下さい(募集期間が延長されました)
 送信先は、研究発表、ワークショップへの申込先と異なりますので、ご注意下さい。


第13回全国大会実行委員会

  ◎森 雄一(成蹊大学)
  ○荒川洋平(東京外国語大学)
   有薗智美(名古屋大学大学院学術研究員)
   伊藤健人(群馬県立女子大学)
   伊藤理英(関西外国語大学)
   井上加寿子(関西国際大学)
   大谷直輝(埼玉大学)
   岡 智之(東京学芸大学)
   笠貫葉子(日本大学)
   黒滝真理子(日本大学)
   小熊 猛(宮崎大学)
   眞田敬介(札幌学院大学)
   高橋圭介(福島工業高等専門学校)
   高嶋由布子(獨協大学[非常勤])
   谷みゆき(中央大学)
   田村敏広(静岡大学)
   田村幸誠(滋賀大学)
   仲本康一郎(山梨大学)
   野田大志(東北学院大学)
   長谷部陽一郎(同志社大学)
   深田 智(京都工芸繊維大学)
   古牧久典(杏林大学[非常勤])
   町田 章(広島大学)
   村尾治彦(熊本県立大学)
   八木健太郎(中央学院大学)


第13回開催校実行委員会

  ◎大月 実(大東文化大学)
   梅本 孝(大東文化大学)
   根木英彦(大東文化大学[院])


第13回全国大会の開催校と期日の決定

 第13回全国大会(2012年度)の開催校と期日が決まりました。

  会場: 大東文化大学・板橋キャンパス(東京都板橋区) アクセスはこちらをご覧下さい。
  期日: 2012年9月8日(土)~9日(日)

シンポジウムや特別講演等の内容は、詳細が決まり次第、随時、このホームページ上でお知らせします。
大会に先立ち、9月7日(金)に認知言語学セミナーを開催する予定です。